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1.地域のお客様と工務店を正義感を持って守るために必要不可欠だった「夢造くん」ブランディング構想。 リフォーム夢造くん・主宰 (株)シーズンハウス 代表取締役 清水 洋一

「夢造くんブランディング構想」ダイジェストビデオ [60秒]

私のこれまでの歩みとブランド確立への思い

父が建設業を営んでおりましたので、学生時代から家業を手伝ったりと、建築にふれる環境の中で育ちました。進路を決めるときに、自ずと「建築の世界で生きるんだ」と決心し、高校は普通校でしたが、大学は建築関係へ進学しました。大学卒業後は水戸市内の設計事務所で下積みの経験を重ねましたが、当時、私は父と約束をしており、「建築士の免許を取ったら帰ってこい」と言われていたのです。「家に戻るのに何年かかるか」と思っていたのですが、運よく初挑戦で合格したので、昭和58年に那珂市の実家に戻り、家業を手伝うことになりました。それ以来、約25年間、この業界で頑張っています。

私の住宅への取り組みはまず、2003年に「シーズンハウス」という住宅ブランドを立ち上げたことから始まります。それは、大手も参入してくる地域の住宅の業界の中で、きちんとしたブランド確立をしたかった思いがあったからです。7年間、振り返ってみると、このブランディングは当社のような小さな会社が地域で信用のある住宅会社として認識されるには、最良の方法だったと思います。そして、時流の変化に対応して、当社もリフォームに特化したサービス展開、そしてブランド展開を考えたのです。

これがリフォーム業界の実態。このすべてを改善したい。

リフォームは、網戸の張替えや瓦の葺き替えなどに代表される小額な工事が多くを占めています。そのような500万円以下の工事であれば、建設業の許可がなくても誰でも簡単にリフォーム業者になれてしまうという現状があります。つまり、まったくの素人でも、他人の家を見て「ちょっとここがおかしいよ」と言って、リフォームの仕事を取ることも可能なのです。必要もないリフォーム工事を提案して、法外なリフォーム代金を請求する業者が横行する背景にはそういった事情もあり、真面目に取り組む地域の工務店、住宅会社にとっては、一番問題になっているのです。

リフォーム業のもうひとつの難しさは、構造や内容の把握についてです。例えば、当社が建築した建物は当社が一番中身を正確に把握しています。ですが、他社さんが建てたものについて改修を依頼される場合には、どうしても正確に中身が把握できない。壊して全部中身を精査して、といったことは出来ませんから、どうしても高めの見積もりになりがちなのです。それは結果的に、お客様にとってはコストパフォーマンスの良いリフォームが出来なかったという不満を生むのですね。価格の妥当性、リフォーム提案自体の必要性が、これまでのリフォーム業界で一番の問題点だったと考えています。

リフォーム業界で前例のないパートナーショップ「夢造くん」を作った本当の理由

私が考えるリフォーム業界の問題点はたくさんあります。「悪徳リフォーム業者」といわれるような、お客様をだますような提案と施工をしている業者も残念ながら現実にはたくさん存在します。
そこで、当社の経営理念にもある「お客様第一」の視点に立ち考えた結果、今、私たちは、私たち自身が模範的なより良い施工店になることにより、お客様に満足感を与えつつ、あるべきリフォーム業者像を示そうという結論になりました。その結果として、「リフォーム夢造くん」という新しいブランドの立ち上げに至ったのです。「リフォーム夢造くん」のコンセプトである「我流生活」の意味は、お客様の我がままな生活、我がままな思いを実現してあげるということです。

また、この「フォーム夢造くん」を通じて、リフォーム業界に残る悪い風習を打破したい、私たちがリーダーとなり地域で頑張っている工務店などの皆さんで力を合わせて仕事をやっていく仕組みを作りたいという狙いもあります。

それにより、豊富な見本のパッケージなどを持つ大手住宅会社のブランドイメージに太刀打ちできない地域の工務店も、「リフォーム夢造くん」のブランドを活かして地域で勝負してもらいたいと考えているのです。